「ピラティスは30回続けると体が変わる」とよく聞きますが、実際のところはどうなのか――。
私自身も半信半疑で始め、週1〜2回のペースでレッスンを続け、ついに30回を突破しました。
この記事では、実際に続けて感じた変化や、効果が出やすくなるポイントを体験談としてまとめています。
「本当に変わるの?」「どんな変化がある?」と気になる方は、参考にしてみてください。
ピラティスを30回続けて感じた変化
① 正しい姿勢がわかるようになった
30回を終えた頃、一番大きく変わったのは “正しい姿勢の位置がわかるようになった” ことです。
レッスンでは毎回、骨盤の向き、背骨のカーブ、肋骨の開きなどの基本を丁寧に指導されます。
繰り返すうちに、
- どこがニュートラル(自然な姿勢)なのか
- どこに力が入りすぎているのか
が感覚で理解できるようになりました。
気づけば、日常のふとした瞬間に「今、姿勢崩れてるな」と気付けるようになり、自然と背筋が伸びるように。
② 日常生活の動きがラクになった
ピラティス30回の効果は、レッスン中だけでなく普段の生活にもしっかり現れました。
- 歩くときに体のブレが減った
- 長時間座っても腰が痛くなりにくい
- 肩に力が入りにくく、呼吸がしやすい
まさに“芯から強くなった”感覚で、筋トレのような劇的な見た目の変化よりも、
体の内側が安定して動きやすくなる変化を実感しました。
ピラティス30回で得られた体の使い方の変化

③ 体幹で動けるようになった
ピラティスは“体の使い方”が変わる運動です。
30回続けると、
- お腹の奥が働く感覚(腹横筋)
- 下腹部の支え(骨盤底筋)
- 背骨周りの安定感(多裂筋)
などが自然に身についてきました。
荷物を持つ・立つ・座るといった日常の動作すら軽くなり、疲れにくい体に。
ピラティスは「意識」で効果が大きく変わる
④ インナーマッスルを意識できないと効果は出にくい
ピラティスは、筋トレのように回数や重さで勝負する運動ではありません。
特に鍛えるのは インナーマッスル(深層筋)。
この筋肉は外から見えず、意識して動かさないと“全く使えていない”こともあります。
意識が弱いと
- 手足だけが動いてしまう
- お腹に力が入らない
- 呼吸を忘れてしまう
→ 結果、効果をほとんど感じられないまま終わることも。
逆に、
「今どこの筋肉を使っているか」
「呼吸と動きを連動できているか」
を丁寧に意識すると、同じ動きでも体への効き方がまったく違います。
ピラティスの変化は“意識 × 継続”で決まると言っても過言ではありません。
ピラティスで感じられた主な変化まとめ
30回続けて感じたのは、次のような変化です。
- 正しい姿勢がわかり、キープしやすくなる
- 日常生活で体が軽く、疲れにくくなる
- 体幹が安定し、ブレない体になる
- 見た目より先に“内側の強さ”が育つ
- 呼吸が深くなり、気持ちが落ち着く
劇的に痩せる、筋肉が大きくつく、といった変化ではないけれど、
体の根本が整うような変化が確かにありました。
まとめ:30回は“体の使い方が変わるターニングポイント”
ピラティスは、一気に体を変える運動ではなく、
毎回のレッスンを積み重ねることで、体の内側から変わっていくエクササイズです。
30回続けると、
- 姿勢
- 呼吸
- 動作
が驚くほど自然に整い、生活そのものが変わります。
もし「ピラティスって本当に続ける意味ある?」と思っているなら、
ぜひ10回、そして20回…と積み重ねてみてください。
きっとあなたも、“芯から強くなる感覚”を実感できるはずです。

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