近年、健康や姿勢改善、体幹強化を目的にピラティスを始める中学生が増えています。しかし「中学生でもピラティスはできるの?」と疑問に思う保護者や本人も多いはず。この記事では中学生がピラティスを始めるメリットや注意点、おすすめのエクササイズをわかりやすく紹介します。成長期に合った安全で効果的なピラティスで、健やかな体づくりを目指しましょう。
中学生でもピラティスはできる?その理由
中学生の体は成長途中で柔軟性も高く、ピラティスの基本的な動きは十分に対応可能です。無理なく自分のペースで動きを覚えられるため、初心者にも適しています。また、ピラティスは筋力アップだけでなく姿勢改善や集中力向上にも効果的で、バレエやスキーなどその他のスポーツのパフォーマンスアップにもつながります。
ただし、成長期の身体に負担がかからないよう、専門のインストラクターによる指導を受けることが重要です。
中学生でも通えるピラティススタジオはある?
中学生でも通えるピラティススタジオはあります。以下に中学生でも通えるピラティススタジオをご紹介します。
ただし、店舗によって年齢制限がある可能性もありますので、実際にスタジオに通う際は、問い合わせてみることをおすすめします。
zen place
北海道から九州まで幅広く店舗を展開するピラティススタジオです。16歳以上、18歳未満(未成年)の方の体験・ご入会にあたっては保護者の承諾書が必要となります。事前に「親権者同意欄」に記入しスタジオに同意書を持っていくか、親権者の方とスタジオに同伴で行くことが必要です。
| スタジオ名 | zen place ピラティス |
| レッスン内容 | マシンピラティス、マットピラティス |
| 料金 | ※zen placeのスタジオは、スタジオの設備の充実度によってグレード01とグレード02に分かれています。以下はグレード01のスタジオの料金を記載しています。 ■入会金:¥33,000 ■ マットグループレッスン ・フリープラン(回数無制限) ¥16,940 ・デイフリー (平日9:00開始~18:00までに終了のマットグループ無制限) ¥13,552 ・月4回 ¥10,450 ・月6回 ¥14,520 ■マット&マシングループ | MM MM44(マットグループ・マシングループ月各4回) ¥21,560 MM33(マットグループ・マシングループ月各3回)¥18,150 MM22(マットグループ・マシングループ月各2回)¥12,650 ■リフォーマーグループ | RG RG8リフォーマーグループ 月8回 ¥25,300 RG4リフォーマーグループ 月4回 ¥15,400 ■プライベート | PV 月4回 ¥37,400 ■オンライン専用会員 ・オンラインフリーオンライン ¥14,960 マットグループ無制限 オンラインカウンセリング1回(3ヶ月に1回) オンラインプライベートレッスン1回(3ヶ月に1回) ・オンライン月6 ¥9,625 オンラインマットグループ月6回¥13,200 オンライン月4オンラインマットグループ月4回 その他、チケットを利用してレッスンが受講できる、チケット会員制度もあります。詳細は公式HPからご確認ください。 ※記載は全て税込価格です。 |
| ウェアレンタル | なし 服装は動きやすければ自由で、室内シューズも不要。 |
| レッスン時間 | 平日:6:45-21:10 / 土日祝:6:45-21:10 |
| 男性利用 | 可 |
BDC PILATES
最大8名までの少人数制で受けられるピラティススタジオです。ブロードウェイダンスセンター(BDC)を母体に持つピラティススタジオで、一人一人に合わせた本格的なレッスンが受けられます。
グループレッスンは中学生以上の方がご受講可能、プライベートレッスンは年齢制限なしで受けられます。ただし、18歳未満の方は受講の際に保護者の承諾書が必要です。HPから同意書をダウンロードし、体験レッスン受付時にご提出してください。

| スタジオ名 | BDC PILATES |
| レッスン内容 | マシンピラティス |
| 料金 | ■入会金 ¥11,000 ■事務手数料 ¥2,200 ■施設維持費 ¥770/月 ■グループレッスン ・月4回 ¥15,400 ・月6回 ¥21,945 ・月8回 ¥27,720 ・追加レッスン ¥3,850 ■プライベートレッスン ・月1回 ¥9,900 ・月2回 ¥18,810 ・追加レッスン ¥9,900 ※他店舗での受講の場合は追加レッスン料が必要 ※記載は全て税込価格です。 |
| ウェアレンタル | HPに記載がないため、店舗にお問い合わせください。 |
| レッスン時間 | 8:00〜20:00まで |
| 男性利用 | 不可 |
お家でもできる!中学生におすすめのピラティスエクササイズ3選
ピラティススタジオに通わずとも、お家でできるエクササイズもあります。以下にお家でもできるピラティスエクササイズを紹介します。
キャット&カウ(背骨の柔軟性アップ)
四つん這いの姿勢で背中を丸めて(キャット)、反らす(カウ)動きをゆっくり繰り返します。背骨の柔軟性を高め、姿勢改善に効果的。
ブリッジ(体幹とお尻の筋力強化)
仰向けに寝て膝を曲げ、腰を持ち上げてブリッジの姿勢をキープ。体幹とお尻周りの筋肉を鍛えます。無理せずゆっくり行いましょう。
シングルレッグストレッチ(腹筋と柔軟性)
仰向けで片膝を胸に引き寄せ、もう片方の脚は伸ばす動きを交互に繰り返すエクササイズ。腹筋強化と柔軟性アップにおすすめです。
\ お家ピラティスについてはこちらも! /
中学生がピラティスを始めるメリット
- 姿勢改善
- 体幹強化
- 柔軟性アップ
- 集中力向上
姿勢改善
成長期の中学生は、スマホや勉強による前かがみ姿勢が続き、猫背になりやすい時期です。ピラティスでは、骨盤や背骨を正しい位置に整えながら動くため、自然と「正しい姿勢を意識する力」が身につきます。
背中やお腹の筋肉をバランスよく鍛えることで、肩こりや腰痛の予防にもつながります。姿勢が整うと、見た目の印象も良くなり、自信を持って行動できるようになります。
体幹強化
ピラティスの大きな特徴は、体の中心(コア)を支えるインナーマッスルの強化です。体幹が安定すると、運動時のバランスが取りやすくなり、走る・跳ぶ・投げるといった動作がスムーズに。サッカーやバスケットボールなど、あらゆるスポーツでパフォーマンスアップが期待できます。また、正しい体の使い方を学ぶことで、ケガをしにくい体づくりにもつながります。
柔軟性アップ
ピラティスは、筋肉を「伸ばしながら使う」動きを多く含んでいます。そのため、筋肉の柔軟性と関節の可動域が自然と広がり、体のしなやかさを高めながら強くすることができます。
部活動でのストレッチ効果を高めたい人や、硬い体を柔らかくしたい人にもおすすめです。柔軟性が上がることで、ケガの予防や疲労回復にも効果的です。
集中力向上
ピラティスでは、「呼吸」と「動き」を合わせることが大切です。深い呼吸を意識しながらゆっくり動くことで、頭と体の両方を“今この瞬間”に集中させる習慣がつきます。この集中力は、勉強やテスト、部活動などにも良い影響を与えます。また、呼吸によって自律神経が整うため、緊張や不安がやわらぎ、メンタルの安定にもつながります。
ピラティスを安全に続けるためのポイント
- 専門のインストラクター指導を受けること
中学生の身体はまだ成長段階なので、正しいフォームや負荷調整が大切です。 - 無理をしない
痛みや違和感を感じたらすぐに中断し、無理のない範囲で続けましょう。 - 継続が大切
週1〜2回のペースで継続することで効果が実感できます。
まとめ
中学生でもピラティスは十分に始められ、姿勢改善や体幹強化、集中力アップなど多くのメリットがあります。安全に続けるためには専門家の指導を受けることが重要です。今回紹介したエクササイズもぜひ日常に取り入れて、健やかな成長をサポートしましょう。




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